2020.11.16
ソルジャーブルーサーフ
速攻で、サーフショップへ
奇跡の当日に、携帯直電でサーフィン教室の予約ができ、現地へ向かう。(前回記事)
勇気を出した甲斐があった。
幸運にも夕日ヶ浦から車で20分ほどのところ。
京都府京丹後市網野町の八丁浜にある、お店は見た目もしゃれている。
男性の店主と二日酔いの女性が出迎えてくれる。
サーフボードとウエットスーツを選ぶ
突然の電話をお詫びするも、快く対応してくれる。
関東出身の方で、話し方が柔らかい。が、チャラさはない。
同い年だが、数倍さわやか(^^;)
よし!この人を目指すべき人としよう。またもや勝手に師匠に認定。
師匠:「どんなスタイルのサーフィンがしたいの?」
ええええっ?そりゃショートとかで、かっちょくターンとかできたらいいけど、反れば無理なことぐらいは、素人の俺でもわかってる。
私:「とにかく波に乗りたい」
師匠:「OK」
なるほど、サーフィンにはいくつかのスタイルがあるのか。これは勉強しないと。
他にも、身長や体重、スポーツをやっていたか。とか、聞き手はどっち。とか、20個ぐらい質問されたように思う。
後から考えれば、体格、体力、バンランス力、横乗りの経験などなどの情報を統合して、ボードやウエットスーツを選んでくれていたのだと思う。
かなり、できる人だ。
ウエットスーツの着方は、まず足を通して・・・、こうした方がかっこいい、文字通り手取り足取り教えてくれる。
嫌味のない教え方で信頼できる。すべてを素直に聞ける。
サーフィン前に、海苔を食べる
ウエットスーツを着込みサーフボードを抱えて、浜辺へ向かう。
サーフショップから3軒先の道路を横断したら、もうそこは浜辺。
降られた直後に舞い降りた女神。テンションマックス。
店主:「じゃあそっちの方の浜辺に向かって歩いてください」
と言って、店主は別の方へ歩いていき、すぐに戻ってくる。
手には何かをつかんで、口をもぐもぐ。
店主:「これ海苔っす。うまいっすよ」
差し出された黒い物体を躊躇していることがバレないように、冷静を装いながら食べる。
私:「確かにうまいっすね」
あまりに当り障りのない返答。もう少し気の利いたこと言わないと(^^;)
サーフィン教室
入水前
師匠:「ボードの持ち方は、男性なら片手でわきに抱えて。」
「女性や体が小さいと、こういう持ち方もあります。」
「いいですね。その持ち方で、カッコいいっす」
こういうやり方で、でもできない場合はこういう方法も。と選択肢をちゃんと教えてくれて、最後に褒めてくれる。
まだ始まっていないのに、楽しい!
準備体操、波の観察、サーファー同士の挨拶など、教えてくれる。
まずは、浜辺にボードを置いて、その上でパドリングの仕方、テイクオフの仕方を教わる。
こちらは、2度目&youtubeで予習済み。完璧。
ウエットの威力絶大!11月の海でも寒くない。
いくら志願したとはいえ、11月の海。入水には多少なりと勇気がいる。
でも、気持ちはサーファー。弱音は吐けない。
平静を装いながら、師匠の後に続いて入水。
あれ????全く寒くない。ウエットスーツの威力絶大である。
さらにテンションアップ。
八丁浜は、遠浅の浜辺。
30メートルぐらい進んでも、腰ぐらいの浅い場所もあり、そこで練習。
とはいっても、すぐに波に乗るようなことはしない。
それは、クールなサーファーではない。
まずは、じっくり波の様子を観察する。
波には、セットといわれる周期がある。
そのリズムを理解し自分に合った波が来るタイミングを見極めて波に乗る。
らしい(^^)
波にのる。テイクオフ!
そんなリズムは私にはなかなかわからないので、
師匠がおしえてくれるタイミングでパドリングし、
パドリング不足分を波に合わせて師匠が押してくれ、
師匠に言われるタイミングでテイクオフ(立つこと)する。
3度目ほどで、ほんのちょっとだけ立てた。
体感では5秒ぐらいであるが、実際は1秒弱だと思う。
師匠:「めちゃめちゃ運動神経いいですよ」
「1回でこれだけできる人は、見たことない」
「1回で、3回分ぐらいの成長っす」
おだてられれば、気持ちも上がる。すっかりサーファー気分満開☆
波待ち時は、ボードに座り沖の方を見る。その姿勢、
いい波が来たら方向転換し、パドリング波のいい場所をとらえ
波に押される感覚をつかみテイクオフ。
いい波、感覚は、全くわからない(^^;)けど、師匠の掛け声に合わせて、行動するとできるような気がする。
そして、実際に2,3度波に乗り数秒間ライドすることができた。
寝ている状態から、波に押され水しぶきを感じながら、
立ち上がった瞬間に視界が大きく開ける爽快感、
ライドしているときに感じる風、
風景が流れる視界、潮風のにおい。
最高に気持ちいい!
SAPの3倍、スノボの10倍、気持ちいい!
2時間みっちり海の中。体の筋肉すべてパンパンである。限界。
一日、海に入っているなんて無理。
サーフィンは思っていた以上に体力を使う。
サーフショップに戻って、サーフボードについて、ウエットスーツについて、スタイルについて、色々と質問し、1時間ほど話をして帰る。
贅沢な時間を過ごした。
これで、8,000円は安すぎる。
サーフィン教室
SoldierBlueSurf – サーフショップ ソルジャーブルーサーフ
今回私が予約したサーフィン教室
SoldierBlueSurf – サーフショップ ソルジャーブルーサーフ
Surfing School
料金:2時間 8,000円/1名様
2時間 7,000円/2名様以上
< 料金に含まれるもの >
サーフボード・ウエットスーツ・レジャー保険
駐車場、更衣室、シャワーあり
持ち物
今回は、11月だったので海パンではなく、レンタルのウエットスーツで海に入りました。
ウエット着る季節は、必要なものが少ないです。参考にしてください。
必須の持ち物
- ビーサン(濡れもいいなら靴でも可)
- ビーチタオル(着替えの時に腰に巻く)
必要な人だけ
- 日焼け止め(気にする方は)
- サングラス(浜辺専用。サーフィン中は外します)
不要なもの
- ラッシュガード(ウエット着るので不要)
- 海パン(ウエット着るので不要)
- 防水スマホケース(サーフィン中には使わない)
- 薄手のパーカー(サーフィン終わったら即着替えます)
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